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■Tom Waits / Closing Time ■

1 月 5th, 2009 Eiichirou Taruki

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”酔いどれ詩人”の異名を持つ、エンターテイナー「トム・ウェイツ」のデビュー・アルバム。

暴言、訴訟、スキャンダルと様々なカタチで世間に衝撃を与え続けてきたトム。
しかし、この男が如何に穏やかで優しさに満ち溢れているかは歌を聞けばすぐ解る。

彼のアルバムは、毎回すぐ隣で一冊の本を読み聞かせてくれているような気分になる。

無骨だが、ジャズ臭香るピアノ演奏、そして当時のジャズマン達との共演、人々の心情をユーモラスに描きながらも温かい視線で見つめる独特な歌詞世界も素晴らしい。

あえて、隠語や比喩を多様する事で言葉にいくつもの意味を持たせている。

とにかく喋りが達者らしい。

「得意楽器はボキャブラリー」と言うくらい(笑)
実験的な音作りも取り入れ、音への貪欲さを見せつけ、映画監督達との交流も深く役者としての評価も高い。

表現する事に手段を選ばず、思うがままに動く彼の姿は正に樽木の目指す生き方である。

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